認知症の母を看取った後も介護のことを考える

家のお金が6700万円消えた!
母が認知症になった!
同居までのトラブルや、介護生活を経て特養生活の様子を毒舌で綴り、母を看取った後も介護のことを考えます。

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■□ 非通知電話が続く
おとといの夜、久しぶりに非通知の電話があった。

非通知のときには、『非通知です』とアナウンスがあって、そのまま留守電になる。
私は非通知は取らない。

人の家に電話しておいて、自分は名乗らないって、まともな人からの電話じゃない。

そして、非通知に限って留守電には何も入れない。
まぁ、そうだろうな。
留守電に名乗らなきゃいけないもんね。

そして、昨日は何時間かおきに4、5回は電話があった。
どれも非通知で留守電なし。

あれだ。
母方の兄妹関係だ。99%くらいの確率で。

借りた宝石や服は返さないし、何でもかんでも母がお金を払ってきた。
お金を貸しても返さないし、返してくれと言ったら「きさまっ」って言うし、奴ら、まったく返す気なし。
前にさんざん書いたから、もう書くのもイヤだけど。
文句ばっかり言うなら、うちに電話なんかしなければいいのに。

今まで、父が働いてきたお金を感謝もなく、さんざん使ってきたんだから。
それに関しては、母がいちばん悪いけど。後先考えずに、父の努力をバカにしたようなものだから。

母がちゃんと記録をつけておけば、裁判所を通じて督促状を出してもらうこともできたのに。
払えるまで、ちゃんと規定に基づいて利子も取れるのに。
きちんとけじめをつけられたのに。

自分たちの年金があるんだから、それで生活すればいい。
何も今日のご飯が食べられないわけじゃないし。
自分の収入でちゃんと節約して生活すればいい。

非通知で電話して、何を話すつもりなのだろうか?

お金を借りれると思っているのだろうか?
泣き落としが私に通じるとでも?

どんなに重病にかかっていても貸さない。

「うちからさんざんお金をたかってきたんだから、充分な貯金ができてるでしょ。後は知るかっ!」

悪いけど、誰かが死んでも知らない。
あ、そう、御愁傷さま。

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| その他 | comments(2) |
■□ ブログ更新が滞る・・・
前のブログを書いて、今日で3日目。
何も書かずに過ぎてしまった。

原因は、検査入院前の鬱・・・。

痛いのイヤだ〜!
ウィルスが増えているの怖い〜!
長生きしたい〜!

とりあえず、とりあえず、痛い検査を耐えるのだ。

私は痛さに弱い。
痛くてショック状態になることもある。
精神状態が不安定なときや体調不良のときに起こる。
ショック状態になると、上から下から・・・そして、悪寒。
かなりの時間安静に寝ていないと回復しない。

今は母のことなんか、考えてられない。

前回はショートステイを取るのにバタバタしていたが、今回は2回目なのでケアマネさんも落ち着いて対処してくれた。

今回こんなに神経質になっているのは、ウィルスが治療必要な基準以上に増えていることだ。
これが前回と違うところ。
つまり悪化しているのだ。

うわぁ〜やだっ

平静に、平静にと思っても、後から後から不安が押し寄せてくる。

いや、平静に、平静に。

とりあえず、入院の用意をしよう。
ストレッチもして体力もつけておこう。

あ、ショートの用意もしないとっ。
明日は念のため、ショートステイ先にも連絡して、私が検査入院のために早く家を出ないといけないので、迎えの時間をしっかり確認させておこう。
前回は時間を間違えて、危うく遅れるところだったから。

あぁ〜、こんなところにも不安の種があるなんて。

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| 介護者の体調 | comments(2) |
■□ 通院再び
先週の血液検査とエコーの結果を聞きに、昨日病院へ行ってきた。

地元の病院から再紹介されたんだから、悪いに決まっている。
先週、「大丈夫です」と言った医者も、昨日は「また肝生検しましょう」と。

え、また肝生検!?

ウィルスの数は、前回よりも100倍増えているのだそうだ。
肝硬変や肝臓がんになる可能性が増えた。

「高確率でというわけではありませんよ」

そうだろうと思うけど、100倍って怖い。

肝生検は、『肝臓は痛点がないので痛くないですよ』と言われたが、実際はかなりの衝撃がある。
それに麻酔が痛いったらっ!!
麻酔の前の麻酔と、検査のときに3回麻酔を打つのだが、痛い。
かなり痛い!

そして、検査そのものは20秒で終わるが、心臓まで貫いたか!?と思うほどの衝撃を受ける。
やっぱり、痛いよ。
歯を食いしばったよ、久しぶりに。

はぁ〜、憂鬱。

以前は、母のショートを急きょ予約するのにバタバタしていたが、今回は痛くないと言われるが本当は痛い検査をするのがいや。ウィルスも増えているし。

数値的にも治療が必要だそうだ。
薬の服用だけだけど、ウィルス自体は消滅しない。
薬で抑えられるが、次第にウィルスがDNA変化して薬に耐性ができる。そのときにウィルスが激増して肝炎を起こす。すると肝臓がやられて硬くなっていく。

そうなると、別の薬を飲む。
でも、ウィルスは賢いから、またDNA変化して激増して肝炎を起こす。

いたちごっこなのだ。

そうして肝炎を繰り返して肝臓が大部分硬くなってしまったら・・・死。

まだそういう段階ではないが、何年かかけてそうなる。

絶対、あんなバカより長生きしたい。

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| 介護者の体調 | comments(2) |
■□ 新しい薬、試してみますか?
今日は母の通院日。

以前に「アルツハイマーの新薬承認、1月にも使用可能」で紹介した新薬のことを聞いてみた。

「あぁ、あれですか。試してみますか?」

試してみますか?
あまり自信がないのだろうか。

「先生はどう思われますか?」
「まだ使われて間がないので、何とも言えません」
「あの、使っても大丈夫なんですよね?」
「もちろん大丈夫です。ただ、人によってどう影響するかはわかりません。今はアリセプトで落ち着いていますので、あえて薬を変えなくてもいいと思います」

う〜ん・・・・・・・・・

アリセプトもそうだけど、根治薬ではない。
認知症の進行をちょっとだけ遅らせる薬だ。
かといって、飲まないより飲む方がずっといい。

新薬についても同じことが言えるのだろう。

アリセプトであまり効果がなければ新薬に切り替えることはいいが、落ち着いているなら、是が非でも変えることはないのでは?ということだった。

たしかに・・・・・・・・・

ということで、いつものアリセプトをもらって帰ってきた。

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| 通院(母) | comments(4) |
■□ 食事をポロポロ落とす
食事もトイレも歩行も自分でできる。
が、最近、食事中、おかずをポロっと落とすのが目立ってきた。

後ろのソファにもたれて、食べているのも気になる。
高齢者だから、別にいいんだけど、食事中くらいは背中を伸ばしておけないだろうか。

で、今は寒いので膝掛けをしている。
おかずをポロっと落としても、気付きにくい。
たぶん、膝掛けなしても、気付きにくいだろうな。

私が気付いたら、「落ちたよ」と言うが、毎回そういうわけではない。
自分ではあまり気付かないので、知らないうちに膝掛けの上にいろいろ落ちる。

落ちるだけではなく、味噌汁の汁がちょろっと落ちたりする。
汁は気付いたときでないと、拭けない。
そのままにしておくと、膝掛けはいろいろな臭いが染み付く。

毎日洗濯するわけにはいかないし。

なんか、こんな小さいことだけど・・・。

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| 母の不思議な行動(同居時代) | comments(6) |
■□ ショートステイ帰宅
今日は母がショートステイから帰ってくる。

友人とランチの予定だったが、急きょ家で10時のお茶とランチに変更。
ただいま、『いいとも!増刊号』を見ながら、お茶&ブログアップ。

あぁ、ショートステイから帰ってくる日はとても憂鬱。

たぶん、ショートステイ中の解放感(大した解放感でもないけど)と日常のストレス100%のギャップが大きいんだろう。
まだ、帰ってくるまでに何時間かあるというのに、気分は最悪。

友人がいるのは、とても嬉しいけど。
結局、帰ってしまった後の寂しさとのギャップが大きくなるんだろうな。

それまでは、ゆっくり過ごそう。

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| ショートステイ | comments(0) |
■□ 介護は長くてお金がたくさんいる
昨日の続き。

親の介護と仕事を両立させる本


今介護をしている人にとっては、物足りない内容だが、これから介護をするかもしれないと考えている人にはいい本だ。
その中で、私の印象に残ったものを紹介したいと思う。

★シングル介護はお金がいる

シングルは自分が働いて生活費を稼ぎ、家の中では家事をして生活を管理する。
自分が働けなくなったら、全てが機能しなくなる。

もし、介護をしなければならなくなったら、会社に行けなくなる場合も出てくるかもしれない。
かなり前に、「深刻すぎる介護の問題」で、テレビで見たことを書いたが、先のことを予想したくないほど、怖くなるニュースだった。

介護に直面すると、自分の意思で働けなくなることもある。
そうなると、シングルには悲劇が待っている。

・収入がない
・介護をしなければならない
・支出が増えて経済困難に陥る
・ストレスがたまる

他にもさまざまな困難が待っている。
その困難が団子のように固まってのしかかってくる。

今は親が元気だから、1年後元気とは限らない。

シングルは自分の老後を自分だけで支えていかなければならない上に、親の介護の覚悟も必要ということだ。

もちろん、兄妹がいれば協力してもらうこともできるが、介護を引き受けるのはシングルになる可能性が高い。
兄妹にも家庭があり、必ずしも介護できる状況ではないかもしれない。
そうなると、シングルなら介護ができるだろう、と引き受けざるを得なくなる。
兄妹で交代で介護ができればいいが、私の母の場合、自宅と妹宅を行ったり来たりすると症状が進行してしまうからとケアマネさんに言われたので、結局はシングルの私が引き受ける。

そして、ケアマネさんが言う通り、「結局、最後はお金が物を言う」。

福祉サービスは割と安く受けられるが、それでも介護度が高くなれば、利用料も高くなる。
だから、お金が必要。

自分が倒れないために、できるだけのケアをするために、お金と福祉制度の知識が必要。

私も制度については全部知っているわけではないので、ケアマネさんと相談して、必要なサービスや受けられるサービス、使えるお金の限度を考えてサービスを組み合わせて受けている。

私の介護は、ケアマネさん抜きではできない。

★平均介護年数は13年!?

とんでもないことに、この本では、平均介護年数は「13年」とあった!!

13年!!

平均だから、これよりも短い人もいれば長い人もいるのだな。

私はあと13年も生きられるだろうか?
そっちのほうが心配だけど・・・。

ひと口に13年といっても、介護はどんどんどんどん手間がかかってくる。
そして、どんどんどんどんお金もかかってくる。
介護者の苦悩もどんどんどんどん大きくなっていく。

さらに、介護者も13年歳を取るのだ。
体力だってなくなってくるよ。

だから、お金が必要。

私も、超節約+貯金をしていきたい。
物足りないと本とは言ったけど、また続く。

参考にした本はこちら→親の介護と仕事を両立させる本

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| 介護のこと | comments(0) |
■□ 「親の介護と仕事を両立させる本」
こんな本を読んだ。 親の介護と仕事を両立させる本


主に30〜40代のシングル介護のための本だ。
でも、既婚でも仕事を持っている人にはいいかも。

といっても、すでに介護を何年も経験している人には、少々物足りないものもあると思うが、もしかしたら、将来自分の親を介護しなければならないと心配している人には、とても参考になる。

介護って、直面してみないとわからない。
そして、いつ直面するかは予測できない。
介護について何も考えないままに、「え、今から介護!?」という状況になることが多い。

私の場合もそうだった。

そうなってからだとパニックになる。
最初はいろいろなことをしなければならないし、わからないので不安が大きい。

今は介護に直面していなくても、これを読んで、少しでもどんなものか予備知識程度に知っておくと損はない。
いや、とてもいいと思う。

前半は福祉制度について書かれてあり、後半は実際にシングル介護している人たちの生活をルポしている。

今の私は、毎日介護をしているので、この本の内容はさらっと読むだけだった。
なので、私の印象に残った部分を、参考までにちょっとだけ紹介したい。

★介護をして大変なこと4つ

・睡眠不足になること
・ストレスがたまること
・自分の時間が持てないこと
・経済的に大変になること

著者が大まかに4つ挙げた。
まさにその通り。

睡眠不足:徘徊が始まらないまでも、母が夜のトイレに起きるのがわかってしまうほど、睡眠は浅いのだと思う。
自分の体調が悪い時も、母が何かやらかしていないだろうか、と気が気でないので深く眠れない。

ストレス:溜まるっ!!
大いに溜まるっ!!
職場の人間関係なんて小さなものに感じるよ。

自分の時間が持てない:介護の仕事は○時〜○時と決まっていない。
いつも何かをしながら、気をつけて見ていないといけないし、不思議な行動に振り回されてしまう。
デイサービスやショートステイ中以外は、なかなか時間が作れない。

経済的に大変:大変っ!!
大変だよっ!!
ケアマネさんも「最後にはお金がものを言います」とハッキリ言った!!

こんなことが自分の身に降りかかってくる。
それも、この4つがグルグルと輪になって悪循環を生む。

★『がんばらない介護というが、がんばらない介護なんてありえない。
介護はがんばらなければらない。
ただ、どこかで手を抜くことを覚える。』

今「がんばらない○○」というタイトルをよく見かけるが、介護はがんばりたくなくても、がんばらざるを得ない状況になる。

なぜなら、認知症の場合、本人が認知症はこういう病気でこんなことやあんなことをして介護が大変になる、だから気をつけよう、なんてことは全然考えられないのだから。

介護者だけががんばらなくてはならない。
上の4つの大変なことを毎日実感する。
虚しさを感じるほどだ。

だから、がんばるが、どこかで手を抜くことを覚えるというのが大事だと著者がいう。

私の場合は、デイサービスに週4日行かせているとき、月に1週間のショートステイ中が介護から解放されるので、その時に仕事に集中することを考える。
本当は毎日、ちゃんと集中したいのだが。
あと、まとめて片付けをするとか、病院へ行くとか、まとまった時間が必要なことをする。

今日はこのくらい。

この本の前半に福祉制度について書かれてあるが、とてもきっちり書かれてあるので、初めて知る人には複雑かもしれない。
が、介護の状況は個人によって違うので、ケアマネージャさんに聞くのがいちばんいいと思う。

介護者の症状や家庭の状況を詳しく話して理解してもらえば、必要な福祉サービスを紹介してくれる。
不安な気持ちも、時には愚痴も、ちゃんと聞いてくれる。

うちのケアマネさんは、母の症状がいくぶん穏やかなせいか、私がシングル介護で妹が海外在住のせいか、わりといろいろな話を聞いてくれる。
ケアマネさんはたくさんの家の介護を見てきているので、似たような状況の話などもしてくれる。

介護に不安を持ったら、まずケアマネさんと仲良くなって、何でも相談に乗ってもらうことがいいと思う。

ご興味のある方は、こちら→親の介護と仕事を両立させる本

長くなったので、また次のときに。

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| 介護のこと | comments(0) |
■□ ストーブ独占
冬の暖房はエアコンと電気ストーブである。
でも、電気ストーブは一つしかないので、母の部屋に置いてある。
リビングと母の部屋はつながっていて、ドアを開けているので、エアコンの温かい空気も入ってくるはず。

しかし、リビングで仕事をする私は、エアコンのみ。
手元が冷たい。
冷たすぎる。

もうひとつ小さなストーブを買えばいいのだが、電気ストーブって意外と電気代がかかる。

だから仕方ないのだが、寒い、冷たい。
指がかじかんだまま、入力するのは辛い。

でも、ショートステイ中は、私ひとりで独占できる。
ただいま、背中がとても暖かい。

やっぱり、もうひとつ買うべきかなぁ。
小さなストーブなら安いし。

もうひとつ、問題が。
私は配線コードを見るのがとても嫌い。
部屋のムードを台無しにするし、狭く見えるから。
もう1台買ったら、ものすごく目について嫌。

だから仕方ないのだが、やっぱり寒い。
特に冬のショートステイ中は天国だ。

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| 介護の気持ち | comments(4) |
■□ 通院
母ではなく私。
ウィルス数値が上がったので、一昨年暮れに検査入院した病院へ逆戻り。

地元病院の医者は、数値的に上がっているので投薬が必要かもしれないとのことだったが、済生会では「そんなに増えていない」という見解だった。

こちらの医者から見たら、もっともっと重症な患者がいるんだろうな。
少々数値が上がっても、全体からみたら大ごとではないのかもしれない。

血液検査と丁寧なエコーをして帰ってきた。
来週、また行かなくてはならない。

風邪がうつらないようにマスクをして行ったが、長時間病院にいたせいか、とても疲れた。
昼過ぎから少し寝ていたが、あんまり良くないので、今日は英会話を休む!

胃もスッキリしないので、うどんを食べて早めに寝よう。

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